アガサ・クリスティー自伝
An Autobiography

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自伝。
1977年11月にCollins社から刊行された。 米国版も同年Dodd, Mead社から刊行。

早川書房

1978
アガサ・クリスティー自伝
乾信一郎訳 ミステリマガジン 1978年4月号~11月号
(第一回)アッシュフィールドの人々 1978年4月号
(第二回)ばあや・愛犬・モンティ 1978年5月号
(第三回)わたしの初恋 1978年6月号
(第四回)初めてのフランス旅行 1978年7月号
(第五回)活字になったわたしの詩 1978年8月号
(第六回)フィルポッツとの出会い 1978年9月号
(第七回)アーチーとの婚約 1978年10月号
(最終回)探偵作家の誕生 1978年11月号
1979
アガサ・クリスティー自伝(上・下)
乾信一郎訳 早川書房 ISBN:9784151300974
第1部 アッシュフィールド
第2部 男の子も女の子も外へ出て遊ぼう
第3部 成長する
第4部 恋愛遊戯、求婚、結婚予告、結婚
第5部 戦争
第6部 世界一周
第7部 失われた満足の地
第8部 二度目の春
第9部 マックスとの生活
第10部 第二次世界大戦
第11部 秋
1995
アガサ・クリスティー自伝(上)
乾信一郎訳 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-86) ISBN:9784150700867
『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』をはじめ、多くの傑作を残した"ミステリの女王"アガサ・クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか。夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたか-数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像。

アガサ・クリスティー自伝(下)
乾信一郎訳 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-87) ISBN:9784150700874
『アクロイド殺し』の斬新なトリックは、ミステリ界に大論争を巻き起こした。だがその直後、アガサは突然失踪する。売名行為と非難されたこのスキャンダルの真相は。世界的ベストセラー作家があえて別名義で普通小説を書いた真意は。クリスティーが読者と家族のために仕組んだ最後の企みとは。いくつもの栄誉を受けながら、あくまでもひとりの女性として愛に生きた波乱の生涯を初めて明かした傑作自伝。
2004
アガサ・クリスティー自伝(上)
乾信一郎訳 早川書房 クリスティー文庫(97) ISBN:9784151300974
1890年9月15日、英国の海辺の避暑地トーキイで、ひとりの少女が誕生した。アガサと名付けられた彼女は、空想好きで内気な少女に成長する。思い出深い子供時代。音楽家を志していた少女時代。電撃的な出会いと結婚。世界大戦。そして、名探偵ポアロの誕生……自らの生涯を数々の興味深いエピソードで語る傑作自伝。
解説:森英俊「クリスティーに魅せられて」

アガサ・クリスティー自伝(下)
乾信一郎訳 早川書房 クリスティー文庫(98) ISBN:9784151300981
作家として順風のスタートを切ったアガサ。英国博覧会使節としての世界一周貧乏旅行。大論争を巻き起こす話題作の誕生。だが、その裏で結婚生活は危機に瀕していた。母の死、スキャンダル、そして離婚。傷心の旅行中の、最愛の男性との出会い……“ミステリの女王”が、愛と波瀾に満ちた自らの生涯を初めて語る!
解説:皆川博子