マギリカディ夫人は列車の窓から見た風景に、あっと驚いた。並んで走る列車のなかで男が女を絞め殺すところだったのだ。すぐに通報したが、死体は車内のどこにも見つからない。その話を聞いたミス・マープルは、ある作戦を思いつく。果たして死体の行方は?
探偵好きな独身の老婦人。
クラッケンソープ家の当主。
ルーサー・クラッケンソープ長男。戦死。
エドマンド・クラッケンソープの妻。
ルーサー・クラッケンソープ次男。画家。
ルーサー・クラッケンソープ三男。会社重役。
ルーサー・クラッケンソープ四男。詐欺師。
ルーサー・クラッケンソープ長女。
ルーサー・クラッケンソープ次女。
エディス・クラッケンソープの夫。
エディス・クラッケンソープの息子。
アレクザンダー・イーストリイの友達。
クラッケンソープ家の主治医。
ミドルシャー警察捜査課警部。
地方警察署の警部。
ミス・マープル友人。目撃者。
家事の達人。
ラザフォード邸通い女中。
マリッキー・バレエ団興業主。
マリッキー・バレエ団団員。
クラッケンソープ家事務弁護士。ロンドン在。
1957年に英国コリンズから刊行されました。 米国では同年、ドッド・ミードから『What Mrs. Mcgillicuddy Saw!』のタイトルで刊行されました。
日本語での初訳は1960年の『パディントン発4時50分』(大門一男訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)です。
1957年
Collins Crime Club
1957年
Dodd, Mead & Co.
1960年
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
大門一男訳
アガサ・クリスティの作品は、さまざまな言語に翻訳され、世界のあらゆる国・地域で刊行されています。 ここでは代表的なものを紹介していますが、もっとたくさんの翻訳本を眺めたい人は [世界の表紙ギャラリー(英語)] をご覧ください。
“4.50 from Paddington”のタイトルで刊行されています。写真はPAN Books、1976年。
“What Mrs. Mcgillicuddy Saw!”のタイトルで刊行されています。写真はPocket Books (Cardinal edition)、1958年。
“Le train de 16 heures 50”(午後4時50分の電車)のタイトルで刊行されています。写真はLe Livre de Poche、1984年。
“Trein 16.50”(電車 午後4時50分)のタイトルで刊行されています。写真はSijthoff、1968年。
“16 Uhr 50 ab Paddington”(パディントン発午後4時50分)のタイトルで刊行されています。写真はFischer、2012年。
“4.50 från Paddington”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はBonniers (Zebra-bok)、1962年。
“Afgang 4.50 fra Paddington”(パディントン発4時50分出発)のタイトルで刊行されています。写真はRosenkilde、2017年。
“4.50 fra Paddington”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はAschehoug、1959年。
“Paddingtonista 16.50”(パディントン発 16:50)のタイトルで刊行されています。写真はWSOY、1968年。
“Paddington 16.50”(パディントン 午後4時50分)のタイトルで刊行されています。写真はEesti Raamat、1976年。
“Pulksten 4.50 no Pedingtonas”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はSkarabejs、2013年。
“4.50 iš Padingtono”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はEuropa、1994年。
“Istantanea di un delitto”(犯罪の瞬間)のタイトルで刊行されています。写真はMondadori、1995年。
“El tren de las 4.50”(4時50分の列車)のタイトルで刊行されています。写真はBiblioteca Oro、1958年。
“El tren de les 4,50”(4時50分の列車)のタイトルで刊行されています。写真はLa Llar del Llibre、1986年。
“A Testemunha Ocular do Crime”(犯罪の目撃者)や“O Comboio das 16h50”(午後4時50分の列車)などのタイトルで刊行されています。写真は“O Estranho Caso da Velha Curiosa”(好奇心旺盛な老女の奇妙な事件)、Livros do Brasil (Colecção Vampiro)、1963年。
“Ο φόνος δεν είναι παιχνίδι”(殺人はゲームではない)や“Το τρένο των 16:50”(16:50発の電車)のタイトルで刊行されています。写真はΛυχνάρι、刊行年未確認。
“U 4.50 sa stanice Padington”(パディントン駅から4時50分)ほかのタイトルで刊行されています。写真はMladinska knjiga、2016年。
“Što je vidjela gdja McGillicuddy!”(マギリカディ夫人は何を見たのでしょう!)のタイトルで刊行されています。写真はV.D.T.、2005年。
“Odhod ob 16.50”(16:50出発)のタイトルで刊行されています。写真はMladinska knjiga、2010年。
“Во 16.50 од станицата Падингтон”(パディントン駅から16時50分)のタイトルで刊行されています。写真はАрс ЛИБРИС、2021年。
“Vlak z Paddingtonu”(パディントンからの電車)のタイトルで刊行されています。写真はZelená knižnica、2005年。
“Vlak z Paddingtonu”(パディントンからの電車)のタイトルで刊行されています。写真はČeskoslovenský spisovatel、1982年。
“Paddington 16.50”(パディントン 16.50)のタイトルで刊行されています。写真はHelikon Kiadó、2020年。
“16:50 от Падингтън”(パディントン発16:50)のタイトルで刊行されています。写真はЕра、2012年。
“4.50 z Paddington”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はWydawnictwo Dolnośląskie、2011年。
“Trenul din Paddington”(パディントンからの電車)ほかのタイトルで刊行されています。写真はLitera、2024年。
“Поїзд о 4:50 з Педдінґтона”(パディントン発4:50列車)ほかのタイトルで刊行されています。写真はКлуб сімейного дозвілля、2012年。
“В 4:50 с вокзала Паддингтон”(パディントン駅発4:50)ほかのタイトルで刊行されています。写真はМеждународный книжный дом、1996年。
“პადინგტონის სადგური 4:50”(パディントン駅4:50)のタイトルで刊行されています。写真はპალიტრა L、2018年。
“16.50 Treni”(16:50電車)ほかのタイトルで刊行されています。写真はAltın Kitaplar、2018年。
“גברת מארפל”(ミセス・マープル)のタイトルで刊行されています。出版社未確認、1960年。
“قطار 4:50 من بادينجتون”(パディントン発4:50の電車)ほかのタイトルで刊行されています。
“قطار ساعت 4:50 از پدینگتون”(パディントン発4:50の電車)のタイトルで刊行されています。写真はHermes books、2014年。
“4.50 फ्रॉम पैडिंगटन”(パディントンから4.50)のタイトルで刊行されています。写真はHarper Hindi、2014年。
“মরণসাক্ষী”(死の証人)のタイトルで刊行されています。写真はসেবা প্রকাশনী、2019年。
“සීඝ්රගාමී 4.50”(特急 4.50)のタイトルで刊行されています。写真はAratuwa Prakashana、2017年。
“Kereta 4.50 dari Paddington”(パディントンから4時50分の電車)のタイトルで刊行されています。写真はGramedia、2000年。
“4.50 รถไฟสายมรณะ”(4.50死の列車)ほかのタイトルで刊行されています。写真はสร้างสรรค์บุ๊คส์、刊行年未確認。
“Chuyến Tàu 16 Giờ 50”(列車16:50)ほかのタイトルで刊行されています。写真はLao động、2007年。
“命案目睹记”(殺人事件を目撃)などのタイトルで刊行されています。写真は华文出版社、1991年。
“殺人一瞬間”(人を殺す瞬間)などのタイトルで刊行されています。写真は遠流出版、2010年
“패딩턴발 4시 50분”(パディントン発4時50分)ほかのタイトルで刊行されています。写真は황금가지、2007年。
“パディントン発4時50分”。写真はハヤカワ・ミステリ文庫、1976年。