怪奇小説を中心とした、5冊目となる短編集。
1933年10月、Odhams Press社から刊行された。
米国版は刊行されていない。
日本語版では1966年の『クリスチィ短編全集1』(厚木淳訳 創元推理文庫)がこれに相当する。
The Hound of Death 死の猟犬
The Red Signal 赤信号
The Fourth Man 第四の男
The Gypsy ジプシー
The Lamp ランプ
Wireless ラジオ
The Witness for the Prosecution 検察側の証人
The Mystery of the Blue Jar 青い壺の謎
The Strange Case of Sir Arthur Carmichael アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件
The Call of Wings 翼の呼ぶ声
The Last Seance 最後の降霊会
S.O.S. S・O・S
東京創元社
クリスチィ短編全集1
厚木淳訳 東京創元社 創元推理文庫 ISBN:9784488105013後に『検察側の証人 クリスティ短編全集1』に改題。
ミステリの女王クリスチィは長編のみならず数多くの珠玉の短編を発表している短編の名手でもある。 本書は既刊の「ポワロの事件簿」等に収められた作品を除く九冊の短編集から、英米両版の重複異同を整理して全五冊に編集した待望の決定版全集である。 本邦初訳作品も含めて、推理、怪奇、恐怖の三系統にまたがる多彩なクリスティ短編の全貌に接して読者はいまさらのように、トリックの創意と話術の妙に感嘆を禁じえないだろう。
解説:中島河太郎
表紙:日下弘
検察側の証人
厚木淳訳 東京創元社 創元推理文庫 クリスティ短編全集1 ISBN:97844881054261933年に刊行された本書は、クリスティとしては異色の、怪奇幻想譚を中心にした短編集である。 霊媒のお告げに端を発する「赤信号」、幽霊屋敷に棲みついている子供の霊と遊び友達になる少年の幻想を綴った「ランプ」、霊界通信のスリルを扱う「ラジオ」をはじめ、「青い壺の秘密」「死の猟犬」などの好短編に、ドンデン返しのあざやかさでミステリ映画の傑作として知られる『情婦』の原作「検察側の証人」を含む第一級の作品集。
「赤信号」 「第四の男」 「ジプシー」 「ランプ」 「ラジオ」 「検察側の証人」 「青い壷の秘密」 「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」 「翼のまねき」 「最後の降霊術」 「SOS」 「死の猟犬」
表紙:ひらいたかこ 装幀:小倉敏夫
早川書房
死の猟犬
小倉多加志訳 早川書房 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(1135)第一次大戦中、ベルギーの修道院に侵入しようとしたドイツ軍が修道女の奇蹟によって爆破され、焼跡の壁には農民たちが死の猟犬と呼び、恐れている犬の姿そっくりの火薬の跡がついたという超自然現象の謎、それにからむ犯罪を描いた表題作の『死の猟犬』。 何回も上演され、映画化された名品『検察側の証人』。 他に心霊術、幻覚、透視力など神秘現象ばかりをテーマにした珠玉の10篇からなるクリスティー初期の異色傑作短篇集!
死の猟犬
小倉多加志訳 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-46) クリスティー短編集(7)ベルギーの小村に侵入したドイツ兵を原因不明の爆発で吹き飛ばしたのは、聖女と評判の修道女だった。 彼女が語る“死の猟犬”の秘密とは? 超自然現象の謎とそれにからむ犯罪を描く表題作を始め、幻想怪奇をテーマにした11の異色短篇。 他に、劇化映画化された「検察側の証人」を収録。
表紙:真鍋博
死の猟犬
小倉多加志訳 早川書房 クリスティー文庫(55) ISBN:9784151300554ベルギーの小さな村に侵入したドイツ兵士を、謎の爆発現象で吹き飛ばしたのは聖女と評判の修道女であった。 まもなく、彼女は「死の猟犬」について謎めいた話を始めるが……。 超自然現象とそれに絡む犯罪を描いた表題作をはじめ、幻想怪奇をテーマにした異色短篇11篇と映画化された名作短篇「検察側の証人」を収録。
解説:風間賢二
収録短編
死の猟犬 The Hound of Death
1966 「死の猟犬」『検察側の証人(クリスティ短編全集 1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「死の猟犬」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「死の猟犬」『死の猟犬(クリスティ短編集 7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「死の猟犬」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
マリー・アンジェリック | ベルギー人シスター |
アンストライザー | 語り手。ライアンの友人 |
キティ | アンストライザーの姉 |
ウィリアム・P・ライアン | アメリカの新聞特派員 |
レアド | 老医師。ローズ医師の前任者 |
ローズ | トゥレアンの青年医師 |
ローズ | ローズ医師の叔父 |
赤信号 The Red Signal
UK:1924年、The Grand Magazine (June 1924)に掲載。
1966 「赤信号」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「赤信号」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「赤信号」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1981 「危険信号」『メランコリックな犯罪(海外ミステリー傑作選2)』武田武彦編 集英社文庫コバルトシリーズ
1985 「赤信号」『青い壷の謎』中村妙子訳 新潮文庫
1992 「赤信号」『暗い鏡のなかに(アガサ・クリスティー探偵名作集 17)』各務三郎訳 岩崎書店 (※少年少女向け)
2004 「赤信号」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
アリントン・ウェスト卿 | 精神科医 |
ダーモット・ウェスト | アリントン・ウェスト卿の甥 |
ヴェラール | ロンドン警視庁警部 |
ヴァイオレット・エヴァースレイ | トレント家の客 |
コーリー | 警官。ヴェラールの部下 |
ジョンソン | アリントン・ウェスト卿の召使い |
チャールソン | アリントン・ウェスト卿の運転手 |
トムスン夫人 | 霊媒師 |
ジャック・トレント | ダーモット・ウェストの親友 |
クレア・トレント | ジャックの妻 |
ミルソン | ダーモット・ウェストの下男 |
The Red Signal
1952年 米CBS Suspense |監督:ロバート・スティーヴンス
出演: トム・ヘルモア(ダーモット・ウェスト)、 ベアトリス・ストレイト(クレア・トレント)、 ピーター・コックソン(ジャック・トレント)、 ノエル・レズリー(アリントン・ウェスト卿)、 イソベル・エルソム、 イアン・マーティン(ヴェラール警部)、 フィリッパ・ベヴァンス(ヴァイオレット)
赤信号 The Red Signal
1982年 英テムズ・テレビ 「アガサ・クリスティー アワー」The Agatha Christie Hour |監督:ジョン・フランコー
出演: アラン・バデル(アリントン・ウェスト卿)、 クリストファー・カジノーブ(ジャック・トレント)、 ロザリー・クラッチリー(トムスン夫人)、 ジョアンナ・デヴィッド(クレア・トレント)、 マイケル・デニソン(ジョンソン)、 キャロル・ドリンクウォーター(ヴァイオレット・エヴァースレイ)、 リチャード・モラン(ダーモット・ウェスト)、 ヒュー・サリバン(ミルソン)、 デイビット・ロルフ(チャールソン)、 ロバート・キーガン(ヴェラール警部)、 アンドリュー・マカロック(コーリー)
第四の男 The Fourth Man
UK:1925年、The Grand Magazine (December 1925)に掲載。
1959 「第四の男」市川英子訳『別冊宝石』第83号
1966 「第四の男」『検察側の証人(クリスティ短編全集 1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「第四の男」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「第四の男」『死の猟犬(クリスティ短編集 7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1985 「四人目の男」『青い壷の謎』中村妙子訳 新潮文庫
2004 「第四の男」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
ジョージ・デュランド | 有名弁護士 |
キャノン・パーフィット | 牧師 |
フェリシー・ボウル | 二重人格患者。ブリタニーの百姓娘 |
アネット・ラヴェール | 歌手。フェリシー・ボウルの幼馴染 |
ラウール・ルタルドー | アネット・ラヴェールの崇拝者 |
第四の男 The Fourth Man
1982年 英テムズ・テレビ 「アガサ・クリスティー アワー」The Agatha Christie Hour |監督:マイケル・シンプソン
出演: ジョン・ネットルス(ラウール・ルタルドー)、 マイケル・ガフ(ジョージ・デュランド)、 ジェフリー・チェイター(キャノン・パーフィット)、 アラン・マクノートン、 プルー・クラーク(アネット・ラヴェール)、 フィオナ・マシソン(フェリシー・ボウル)
ジプシー The Gypsy
1962 「ジプシー」邦枝輝夫訳『ヒッチコックマガジン』1962年8月号
1966 「ジプシー」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「ジプシー」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「ジプシー」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1992 「ジプシー」『カーマイケル卿事件(アガサ・クリスティー探偵名作集10)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「ジプシー」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
ディッキー・カーペンター | 軍人。マックファーレンの友人 |
クリスティーヌ | アリステア・ホワースの母。霊媒師 |
ジョニー | 医師 |
アリステア・ホワース | ロウズ家の客 |
モーリス・ホワース | アリステアの夫。船長 |
マックファーレン | スコットランド人。レイチェル・ロウズ婚約者 |
ラウズ夫人 | 宿の女主人 |
アーサー・ロウズ | エスター・ロウズの兄。故人 |
エスター・ロウズ | ディッキー・カーペンターの元婚約者 |
レイチェル・ロウズ | エスター・ロウズの妹 |
ロウズ老人 | ロウズ家当主 |
ランプ The Lamp
1962 「灯」伊藤公一訳『S-Fマガジン』1962年8月号(通巻33号)
1966 「ランプ」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳訳 創元推理文庫
1968 「神の燈」『私が選んだもっとも怖い話』ヒッチコック選、邦枝輝夫訳 徳間書店(ワールドホラー・ノベルシリーズ)
1969 「ランプ」小倉多加志訳『ミステリマガジン』1969年12月号(通巻164号)
1971 「ランプ」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1976 「神の燈」『一ダースの戦慄』ヒッチコック選、吉川昌一訳 徳間書店
1977 「ランプ」『クリスティー傑作集』各務三郎編、深町眞理子訳 番長書房
1979 「ランプ」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1979 「ランプ」『海外版怪奇ファンタジー傑作選』武田武彦編 集英社文庫コバルトシリーズ
1979 「ランプ」『クリスティーの6個の脳髄』各務三郎編、深町眞理子訳 講談社文庫
1986 「ランプ」『アガサ=クリスティ 推理・探偵小説集(2)』各務三郎編、深町眞理子訳 偕成社文庫
1992 「ランプ」『カーマイケル卿事件(アガサ・クリスティー探偵名作集10)』各務三郎訳 岩崎書店
1996 「ふしぎな足音」『ふしぎな足音』白木茂訳 講談社青い鳥文庫
2004 「ランプ」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
ランカスター夫人 | 未亡人 |
ジェーン・ランカスター | ランカスター夫人の娘。ジェフリーの姉 |
ジェフリー(ジェフ)・ランカスター | ランカスター夫人の息子 |
ウィンバーン | ランカスター夫人の父親 |
ウィリアムズ | 《幽霊屋敷》前住人。犯罪者。故人 |
ラディッシュ | 不動産屋 |
ラジオ Wireless
UK:1926年、Sunday Chronicle Annual (December 1926)に掲載。 「Where There's a Will」の別タイトルもある(Mystery Magazine, Mar.1 1926)。
1966 「ラジオ」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1967 「ラジオ」『双頭の犬・ラジオ』中島河太郎・山村正夫 中三グリーン文庫(旺文社「中三時代」付録)
1971 「ラジオ」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「ラジオ」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1992 「ラジオ」『青い壷のなぞ(アガサ・クリスティー探偵名作集9)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「ラジオ」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
ウィリアム | メアリー・ハーターの遺言状に登場する青年 |
エマ | メアリー・ハーターの従妹 |
ミリアム・ハーター | ミリアム・ロビンソンの旧姓 |
メアリー・ハーター | 病気の老婦人。資産家 |
パトリック | メアリー・ハーターの夫 |
ホプキンスン | メアリ・ハーターの顧問弁護士 |
エリザベス・マーシャル | メアリー・ハーターの女中 |
メネル | 医師。メアリー・ハーターの主治医 |
ユーイング | チャールズ・リッジウェイのブリッジ仲間 |
チャールズ(チャーリー)・リッジウェイ | メアリー・ハーターの甥 |
ミリアム・ロビンソン | メアリー・ハーターの姪 |
検察側の証人 The Witness for the Prosecution
US:1925年、「Traitor's Hands」のタイトルでFlynn's Weekly (31 January 1925)に掲載。
1957 「検事側の証人」中村定訳『宝石』第12巻第4号(3月号 アガサ・クリスティ特集)
1958 「情婦」『情婦』松本恵子訳 角川小説新書
1960 「検察側の証人」『クリスティ短編集1』井上宗次/石田英二 新潮文庫
1966 「検察側の証人」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1969 「検察側の証人」『ミステリマガジン』1969年10月号 小倉多加志訳
1969 「情婦」『情婦』松本恵子訳 角川文庫
1971 「検察側の証人」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「検察側の証人」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1991 「検察側の証人」『果物いっぱい、日曜日(アガサ・クリスティー探偵名作集7)』各務三郎訳 岩崎書店
1997 「検察側の証人」『検察側の証人(アガサ・クリスティ推理コレクション5)』茅野美ど里訳 偕成社文庫
2004 「検察側の証人」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
レナード・ヴォール | 殺人罪で起訴された男 |
ロメイン・ヴォール | レナード・ヴォールの妻 |
チャールズ卿 | 王室顧問弁護士 |
ジョージ・ハーヴェイ | レナード・ヴォールの友人 |
ロメイン・ハイルガー | ロメイン・ヴォールの本名。レナード・ヴォールの情婦 |
エミリー・フレンチ | 資産家のオールドミス |
マックス | ロメイン・ハイルガーの恋人 |
ジャネット・マッケンジー | エミリー・フレンチの女中 |
メイハーン | 事務弁護士 |
モグソン夫人 | ショー・アパート住人。ロメインの手紙を所持 |
青い壺の謎 The Mystery of the Blue Jar
UK:1924年、The Grand Magazine (July 1924)に掲載。
1938 「支那青磁の壺」『新青年』第19巻第13号(夏期増刊号)
1964 「蒼い壺の秘密」瀬木文夫訳『別冊宝石』第126号
1966 「青い壺の秘密」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「青い壷の謎」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「青い壺の謎」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1985 「青い壷の謎」『青い壷の謎』中村妙子訳 新潮文庫
1987 「青いつぼの秘密」『灰色猫の謎(クリスティ怪奇館1)』久米穣編 ポプラ社文庫
1992 「青い壺のなぞ」『青い壷のなぞ(アガサ・クリスティー探偵名作集9)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「青い壺の謎」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
ジョージ | ジャック・ハーティントンの叔父 |
ターナー夫妻 | 変り者夫婦。ヘザー荘を一時所有 |
ジャック・ハーティントン | ゴルフ好きの青年 |
ホッゲンハイマー | アメリカの百万長者 |
フェリーズ・マルショー | フランス人娘。ヘザー荘の居住者 |
モールヴァラー | ターナー夫妻の後のヘザー荘所有者 |
アンブローズ・ラヴィントン | 有名な精神科医 |
青い壺の秘密 The Mystery of the Blue Jar
1982年 英テムズ・テレビ 「アガサ・クリスティー アワー」The Agatha Christie Hour |監督:シリル・マーク
出演: マイケル・アルドリッジ(ラヴィントン)、 ロビン・カーモード(ジャック・ハーティントン)、 デレック・フランシス(ジョージ)、 イザベル・スパッド(フェリーズ)、 ヒュー・ウォルターズ、 Ivor Roberts、 Robert Austin、 グリニス・ブルックス、 フィリップ・バード、 Tara Ward
アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件 The Strange Case of Sir Arthur Carmichael
1966 「アーサー・カーマイケル卿事件」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1987 「灰色猫の謎」『灰色猫の謎(クリスティ怪奇館1)』久米穣編 ポプラ社文庫
1992 「カーマイケル卿事件」『カーマイケル卿事件(アガサ・クリスティー探偵名作集10)』各務三郎訳 岩崎書店
1997 「アーサー・カーマイケル卿の奇怪な事件」『検察側の証人(アガサ・クリスティ推理コレクション5)』茅野美ど里訳 偕成社文庫
2004 「アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
エドワーズ・カーステアズ | 有名な心理学者 |
アーサー・カーマイクル | 准男爵。ウィリアム卿の先妻の息子 |
ウィリアム・カーマイクル | エドワーズ・カーステアズの知人。故人 |
カーマイクル夫人 | ウィリアム卿の後妻 |
セトル | 医師。エドワーズ・カーステアズの友人 |
フィリス(フィル)・パターソン | アーサー・カーマイクルの婚約者 |
翼の呼ぶ声 The Call of Wings
1966 「翼のまねき」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「翼の呼ぶ声」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「翼の呼ぶ声」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1987 「闇夜の呼び声」『灰色猫の謎(クリスティ怪奇館1)』久米穣編 ポプラ社文庫
1988 「翼のまねき」『血ぬられた花嫁』久米穣編 ポプラ社文庫
2004 「翼の呼ぶ声」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
バーナード・セルドン | 神経科医師。サイラス・ヘイマーの友人 |
サイラス・ヘイマー | 百万長者 |
リチャード(ディック)・ボロウ | 牧師。サイラス・ヘイマーの友人 |
最後の降霊会 The Last Seance
UK:1927年、「The Stolen Ghost」のタイトルでThe Sovereign Magazine (March 1927)に掲載。
US:1926年、「The Woman Who Stole a Ghost」のタイトルでGhost Stories (November 1926)に掲載。
1959 「最後の降霊会」長谷川修二訳『別冊宝石』第83号
1961 「最後の心霊術」汎田怜訳『別冊宝石』第105号
1966 「最後の降霊術」『検察側の証人(クリスティ短編全集 1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「最後の降霊術」深町眞理子訳『アンソロジー・恐怖と幻想 第1巻』日本ユニエージェンシー編 月刊ペン社
1971 「最後の降霊会」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「最後の降霊会」『死の猟犬(クリスティ短編集 7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1988 「最後の降霊会」『血ぬられた花嫁』久米穣編 ポプラ社文庫
1992 「さいごの降霊会」『カーマイケル卿事件(アガサ・クリスティー探偵名作集 10)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「最後の降霊会」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
アメリー | エクス夫人の亡くなった子供 |
エクス夫人 | 子を無くした母親。シモーヌの客 |
エリーズ | 年輩のフランス女。シモーヌの家政婦 |
ジェニール | ナンシー在住の博士。シモーヌの客 |
シモーヌ | 霊媒師。ラウール・ドーブルイユの婚約者 |
ラウール・ドーブルイユ | 若いフランス人技師 |
ロシエ | 硝石製造所の教授。シモーヌの客 |
最後の降霊会 The Last Seance
1986年 英Granada Shades of Darkness |監督:ジューン・ウィンダム=デイヴィス 脚本:アルフレッド・ショーネシー
出演: アンソニー・ヒギンズ(ラウール)、 アニー・レオン(エリーズ)、 ジャンヌ・モロー(エクス夫人)、 アマンダ・ウォーカー、 ノーマ・ウェスト(シモーヌ)、 アネット・ウィルキー・ミラー(アメリー)
S・O・S S.O.S.
UK:1926年、The Grand Magazine (February 1926)に掲載。
1966 「SOS」『検察側の証人(クリスティ短編全集1)』厚木淳 創元推理文庫
1971 「S・O・S」『死の猟犬』小倉多加志訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1979 「SOS」『死の猟犬(クリスティ短編集7)』小倉多加志訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1987 「幽霊のS.O.S」『灰色猫の謎(クリスティ怪奇館1)』久米穣編 ポプラ社文庫
1992 「SOS」『青い壷のなぞ(アガサ・クリスティー探偵名作集9)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「SOS」『死の猟犬』小倉多加志訳 早川書房(クリスティー文庫)
モーティマー・クリーヴランド | 医師。精神病の権威。心霊研究協会会員 |
ディンズミード | 元建築業者 |
シャーロット・ディンズミード | ディンズミードの娘 |
ジョニー・ディンズミード | ディンズミードの息子 |
マギー・ディンズミード | ディンズミードの妻 |
マグダレン・ディンズミード | ディンズミードの娘。シャーロットの姉 |