世界一の名探偵ポアロが暮らす平和な村。その村は、事件で一変する。資産家のアクロイドが殺されたのだ。直後には、息子が姿を消した。息子が犯人なのか? ところが、ポアロが医師のシェパードと調査をすると、驚きの事実が見つかる。他の家族や使用人なども、アクロイドを殺す動機や秘密を隠していたのだ。 だましているのは誰か?ミステリ史上最大の問題作
ベルギー出身の「灰色の脳細胞」をもつ私立探偵。
小柄な体格、卵型の頭、八の字型の口ひげがトレードマーク。
物的証拠よりも人物の心理・性格を重視して真犯人を推理する。
地主。ファンリー荘主人
ロジャーの義子
ロジャーの義妹
セシルの娘
ロジャーの秘書
ロジャーの執事
アクロイド家の家政婦
アクロイド家の小間使い
ロジャーの旧友。少佐
キングズ・パドック荘の未亡人
医師
シェパード医師の姉
地方警察警部
警部
ロジャー・アクロイド弁護士
英国では1925年に「Who Killed Ackroyd?」のタイトルで新聞連載された後、1926年に「The Murder of Roger Ackroyd」としてコリンズから刊行されました。 米国でも同じく1926年にドッド・ミードから刊行されました。
日本語初訳は1927年に雑誌『苦楽』に掲載された「アクロイド殺し」(松本泰訳)です。
1926年
Collins
1926年
Dodd, Mead & Co.
1929年
平凡社 世界探偵小説全集
松本恵子訳
アガサ・クリスティの作品は、さまざまな言語に翻訳され、世界のあらゆる国・地域で刊行されています。 ここでは代表的なものを紹介していますが、もっとたくさんの翻訳本を眺めたい人は [世界の表紙ギャラリー(英語)] をご覧ください。
“The Murder of Roger Ackroyd”のタイトルで刊行されています。写真はFontana Books、1960年。
“The Murder of Roger Ackroyd”のタイトルで刊行されています。写真はPocket Books、1939年。
“Le meurtre de Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はLe Masqueの初訳、1927年。
“Muntr Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイドの殺人)のタイトルで刊行されています。写真はKeit Vimp Bev、2016年。
“De moord op Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はSijthoff、1964年。
“Alibi”(アリバイ)のタイトルなどで刊行されています。写真はGoldmann、1961年。
“Dolken från Tunis”(チュニスの短剣)などのタイトルで刊行されています。初訳1927年。写真はB. Wahlströms、1959年。
“Hvem dræbte?”(誰が殺したか?)、“Mordet på Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はHasselbalchs、1938年。
“Doktoren mister en pasient”(医者が患者を失う)のタイトルで刊行されています。写真はAschehoug、1938年。
“Roger Ackroydin murha”(ロジャー・アクロイド殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真はWSOY、1959年。
“Morðið á Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害事件)などのタイトルで刊行されています。写真はUgla、2019年。
“Roger Ackroydi mõrvamine”(ロジャー・アクロイド殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真はOlion、1991年。
“Rodžerio Ekroido nužudymas”(ロジャー・アクロイド殺害)のタイトルで刊行されています。写真はSirokas、2009年。
“L'assassinio di Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイドの暗殺)のタイトルで刊行されています。かつては“Dalle Nove Alle Dieci”(9時から10時まで)のタイトルでした。写真はMondadori、1958年。
“El asesinato de Rogelio Ackroyd”(ロジェリオ・アクロイド殺害事件)などのタイトルで刊行されています。写真はBiblioteca Oro、1934年。
“L'assassinat de Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はColumna、2023年。
“Roger Ackroyden hilketa”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はIgela、2004年。
“O Asasinato de Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はEditorial Galaxia、2001年。
“O Assassinato de Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はGlobo、1951年。
“Ποιός σκότωσε τον Ακρόυντ”(誰がアクロイドを殺したか?)、“Η δολοφονία του Ρότζερ Άκροϊντ”(ロジャー・アクロイド殺害事件)などのタイトルで刊行されています。写真はΔημοσιογραφικός Οργανισμός Λαμπράκη、2009年。
“Ubistvo Rodžera Akrojda”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はBeletra、1959年。
“Tko je ubio Rogera Ackroyda?”(ロジャー・アクロイドを殺したのは誰?)などのタイトルで刊行されています。写真はGlobus、1976年。
“Ubistvo Rodžera Akrojda”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はNova knjiga、2018年。
“Umor Rogerja Ackroyda”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はDelo、1971年。
“Убиството на Роџер Акројд”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はАрс ЛИБРИС、2021年。
“Vrasja e Roxher Akroidit”(ロジャー・アクロイド殺害)のタイトルで刊行されています。写真はDudaj、2005年。
“Vražda Rogera Ackroyda”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はTatran、1994年。
“Vražda Rogera Ackroyda”(ロジャー・アクロイド殺人事件)、“Vražda milionáře Ackroyda”(大富豪アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はČeskomor. podniky tisk. a vyd、1930年(初訳)。
“Az Ackroyd-gyilkosság”(アクロイド殺人事件)、“Poirot mester bravúrja”(巨匠ポアロの偉業)のタイトルで刊行されています。写真はPalladis、1930年(初訳)。
“Алиби”(アリバイ)、“Убийството на Роджър Акройд”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はГероика и приключения、1967年。
“Zabójstwo Rogera Ackroyda”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。写真はWydawnictwo Iskry、1956年。
“Asasinarea lui Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害)、“Cine l-a ucis pe Roger Ackroyd?”(ロジャー・アクロイドを殺したのは誰ですか?)などのタイトルで刊行されています。写真はTineretului、1968年。
“Убивство Роджера Екройда”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はКнижковий клуб、2018年。
“Убийство Роджера Экройда”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はПрейскурантиздат、1990年。
“როჯერ ეკროიდის მკვლელობა”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。“მკვლელობა ქინგს ებოთში”(キングス・アボットでの殺人)のタイトルもあります。写真はპალიტრა L、2015年。
“Roger Ackroyd Cinayeti”(ロジャー・アクロイド殺人事件)、“Roger Ackroyd Öldürüldü”(ロジャー・アクロイドが殺された)のタイトルで刊行されています。ほかに“Ölümün Sıcak Eli”(死の熱い手)などのタイトルもあります。写真はAk Kitabevi、1963年。
“Rocer Ekroydun Qətli”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はQanun Nəşriyyatı、2018年。
“Ռոջեր Էքրոյդի սպանությունը”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はԷդիթ Պրինտ、2022年。
“רצח רוג'ר אקרויד”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。ほかに“מי רצח את רוג'ר אקרויד”(誰がロジャー・アクロイドを殺したか)のタイトルもあります。写真はAm Oved Books、2017年。
“مقتل روجر أكرويد”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。ほかに“من الذى قتل السيد روجر أكرويد”(誰がロジャー・アクロイド卿を殺したか?)のタイトルもあります。写真はAJYAL Publishers、2005年。
“قتل راجر آکروید”(ロジャー・アクロイド殺害事件)のタイトルで刊行されています。ほかに“پنج بامداد پایان پیام”(朝の5時、メッセージが終わる)というタイトルもあります。写真はHermes books、2013年。
“راجر ایکرائڈ کا قتل”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。
“द़ मर्डर औफ़ रौजर ऍक्रौयड”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はHarperHindi、2017年。
“ரோஜர் ஆக்ராய்டு கொல்லப்பட்டார்”(ロジャー・アクロイドが殺された)のタイトルで刊行されています。写真はChennai、2008年。
“റോജർ അക്രോയ്ഡിന്റെ കൊലപാതകം”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はLitmus、2013年。
“द मर्डर ऑफ रॉजर अँक्रॉयड”(ロジャー・アクロイド殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はPadmagandha Prakashan、刊行年未確認。
“હુ ઈઝ ધ કિલર ?”(犯人は誰ですか?)のタイトルで刊行されています。写真はR. R. Sheth、2019年。
“পোয়েটিক জাস্টিস”(詩的な正義)のタイトルで刊行されています。写真はসেবা প্রকাশনী、2017年。
“රොජර් ඇක්රෝයිඩ් මරා දැමීම”(ロジャー・アクロイドを殺す)のタイトルで刊行されています。写真はSarasavi Publishers、2009年。
“Pembunuhan atas Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド殺害事件)などのタイトルなどで刊行されています。写真はGramedia、2017年。
“ฆาตกรรมโรเจอร์ แอ็คครอยด์”(ロジャー・アクロイド殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真はแพรวสำนักพิมพ์、刊行年未確認。
“Vụ Ám Sát Ông Roger Ackroyd”(ロジャー・アクロイド氏の暗殺)などのタイトルで刊行されています。写真は出版社未確認、1987年。
“罗杰疑案”(ロジャー・ミステリー)などのタイトルで刊行されています。写真は新星出版社、2020年。
“羅傑·艾克洛命案”(ロジャー・アクロイド殺害)などのタイトルで刊行されています。写真は遠流出版、2010年。
“애크로이드 살인 사건”(アクロイド殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真は황금가지、2013年。
「アクロイド殺し」のほか、「アクロイド殺害事件」「アクロイド殺人事件」「アクロイドを殺したのは誰か」「限りなき魅惑」などのタイトルで刊行されています。写真は紫文閣、1939年。